ボーイズドレッシング#06「後だしの愛だし」照明図面

2021年11月20日〜23日
盛岡劇場タウンホール

ボーイズドレッシング公演#06
「後だしの愛だし」
作・演出 ベロ・シモンズ


チラシ画像


 
 
舞台写真
boisdressing.jimdofree.com
  
 
照明図面


 
 

難産でした。(決して上演時間が長いわけではなく、単純に図面書くのが遅かっただけ)
美術のふみさんも映像のつっちーさんも「むずかった!!!」とあったけど、明かりもなんだかんだで図面できたの仕込みの二日前だったなあ。
(ぎりぎりまで粘るのは良くも悪くも自分の癖だなあ、って痛感)
 
 
【大まかな明かりの組み立てと今後の願望とかつまりはごった煮】
・ラブストーリーとエモの共存
→色は使うけれども目立つような原色系の色は避けたい

欅坂46のPV(世界には愛しかないと二人セゾン)のあの光の入り具合はエモに分類される。公演期間中それぞれ30回は観た

・役者や美術が魅力的に映るには、キモとなるところでは陰影を普段より多めに、やりすぎなくらい顔見えなくてもOK
→だけど派手な、空気ぶち壊しの照明は嫌だった。パーライトで後ろから白い光が何発も出てる、とか

・顔を当てる用の明かり今回準備せずにスポットを照らして角度の変化で複数の表情が見えるようにしたかった

・引き算多め、足し算は実はそこまでない(スポット以外)

・部屋は光もあれど、影の部分を印象的に見せたい
→晴多の部屋はアーティステックになりすぎず、違和感ない程度にギリギリを攻めた

・夜の明かりメインで季節の空気を感じ取れたのだろうか
→昼間の明かりについて疎かったような気がする、もっと日光に当たってアウトな方面へのベクトルを

・Tokyo Blue(#071)は昔ポリカラーの名残り。超濃いめの青

・LEEの#086はポリカラーより赤紫みがある

・Oklahoma Yellow(#767)がすっごく気になる。

・黄色をちゃんと扱えるようになりたい

 
自団体でやれるってことは、実験的なこともやれるのもあって、とても刺激になりますね。
ボイドレの次回公演は多分派手になると思います。点滅ばっちこい。
 

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10月架空11月ボイドレと丁寧にじっくりコトコト作った感じがあって
12月のちりぢりがどうなるか予測不能だし
そっちは岡本太郎ばりにうぉりゃあああああって爆発させようと思います。
ちりぢりはそれが許されるところなのでね。ふふふ。
(もし違っていてもおれはそうやって明かりを考えますね。笑)