ボーイズドレッシング#09「それでも地球は青かった」「赤い耳」照明図面

2023年9月16日(土)〜18日(月)
@いわてアートサポートセンター風のスタジオ
 
ボーイズドレッシング公演#09
新作2本立て公演

「それでも地球は青かった」 作・演出:阿久津琴己
「赤い耳」 作・演出:ベロ・シモンズ
 
チラシ画像


照明図面


【メモ】
・それでも地球は青かったきっかけ数:100
・赤い耳きっかけ数:46

・季節の中でも冬の夜が結構好きなんですが、そういう明かりは得意でな反面、朝とか爽やかな明かりは苦手なんだなあ、と痛感
 →早起きして朝の光をもっと浴びたいですね(どうやったらその結論に至るんだ)
・そして最近の自分の明かりの特徴としてコンバージョン以外のフィルターを使わなくなってしまった傾向があり。良くも悪くも。
 ちゃんと色とか機材から出る光の角度とかに気を遣わないとなあ、と感じた。
・持ち込み機材は過去最大でした。仕込み手伝ってくれた皆様ありがとうございました。。。。
・DotzParのレンズ外して使いたかったけど今回はつけたままで正解。場を染めるための明かりじゃない使い方をなんとかやれました。
・「ここはこう派手にやってもいいぞ」という感じで、たまには枠からはみ出たような明かりをやってみるのもいいよなあ(と工藤さんと喋ってて出て来たことなので一応備忘録的にまとめておきます)


【20代ラストの風スタでのプランでした】
照明10余年やってきて、これまでの集大成と言っても過言ではない明かりができました。
特にここ4-5年はありがたいことに様々な現場に呼んでもらったり強制的に入れてもらったりと、受け入れていただき本当に感謝しかないです。
思えば目標となる方がいて、その方に追いつこうと必死になって仕込みとかバラシとかだけでもいろんな現場に入って勉強がてら芝居を楽しんだり
全てが全て良かったと言えるものばかりではないけど、これまでの経験してきた諸々が血肉となって今があります。
自分の明かりの特徴って何か、正直未だに分かってないけど、舞台として成立するための一つのパーツでありたいとは感じます。


やっぱり場数を踏むって大事だな、とおもいました。
場数は裏切らない。


、、、と、自分語りはこのくらいにして。
30代でも照明は自分のやれる範囲内でやっていきたいし
自分の明かりが良いなと思っている方とやっていきたいので
主催者各位、もし何かありましたらご用命いただけたらと思います。
(オペで入ることは今後はちょっと少なくなると思います)



さあ次のボイドレでは明かりどうしよっかなあ。
制限設けるとアガるのでさらに場数踏んで精進しようと思います。

ボーイズドレッシング#08「ハーフさんたち」照明図面

2023年1月13日(金)〜15日(日)
@いわてアートサポートセンター風のスタジオ
 
ボーイズドレッシング公演#08
「ハーフさんたち」
作・演出:ベロ・シモンズ
 
 
チラシ画像

 
舞台写真
boisdressing.jimdofree.com
 
照明図面

  
 
【メモ】
・きっかけ数:150
・なんだかんだ具象舞台の明かり作るの久しぶりだなあ、コロナ禍になってからは初?
・前回公演を踏まえてじんわり変わる明かり多めでお送りしました
・LEDは個人的に使いたくなかったから劇場機材で頑張りました(何個かお借りしました)
・部屋だけど舞台照明の特色を活かして見せるところは見せて、部屋の中でも影を印象的に写せるようにしたかった
・L200のパーがとても良い味出してた、L197でも良かったかも(黄色は個人的にはナシ)
・機材の関係で諸々断念したけど青の CLのおさえが欲しかったな、、、
・小屋入りしてパネルの色が理想通りになったのは震えた
・本番、1stのオペはここ3-4年で一番緊張しました、音に合わせてとかもあったし、、、、
 
さて、次はどうしようかしら、、、、諸々精進します。
 
 

 
この写真は4st開場前にスモークの運転も兼ねて撮影。
地味にお気に入りの1枚です。

2022年現場まとめ

※仕込みのみ、バラシのみは除く
 
2月
www.youtube.com
www.youtube.com
もりおかアクションクラブ presents
鬼滅の刃」ソードアクションパフォーマンス2無限列車編
@照明
 

もりげき八時の芝居小屋第175回公演 片目で立体視プロデュース
「片目でいっぱい視〜現もりげき王とゆく!短編演劇百鬼夜行〜」
@照明統括
 
各演目の参加状況という名の個人的振り返り記事↓
hrt-ls.hatenablog.com
 
 
3月
第8回盛岡劇場「劇団モリオカ市民」公演
「新版 わたしのじゃじゃ麺
@出演(小沢六輔)、照明(第1部照明プラン)
 
TEAM HACCH 旗上げ公演
「ただいま、しっそうちゅう。」
作:みそら 演出:遠藤美空
@照明
 
 
6月
ボーイズドレッシング#07
「うみをおりれば」
作・演出:ベロ・シモンズ
@照明プラン、操作
 
照明図面はこちら↓
hrt-ls.hatenablog.com
 
 
7月
星めぐりマルシェ
@ステージショー照明
 
 
9月
アーツライブいわて2022 街中アーツライブ盛岡
一人芝居・一人語りフェス2022 朗読劇高橋克彦百物語
「愛の記憶」
@照明操作
 
 
10月
天体望遠鏡第17回公演
「アンブレラプロジェクト」
作・演出:川辺健
@照明プラン、操作
 
私立○劇高等学校
「風○祭〜ふーえんさい〜」
@メインステージ照明統括
@「『だぇ。』が聞こえる」照明プラン、操作
 
もりげき八時の芝居小屋第177回公演 祝・旗揚げ10周年記念!! 劇団ちりぢり第7回公演
「午後9時半には外にいたい〜盛岡劇場の退館時間を守れる大人になるための40分〜」
作・演出:藤原瑞基
@出演(レッサーパンダ風太くん)、照明プラン
 
 
11月
現代時報25周年解散公演
生前葬
作・演出:高村明彦
@出演(愛善院愛蔵)
 
 
12月
もりおかアクションクラブ アクションパフォーマンス
「劇場版 呪術廻戦0」
@照明
※只今映像鋭意作成中、2023年1月公開予定!

ボーイズドレッシング#07「うみをおりれば」照明図面

2022年6月17日(金)〜19日(日)
@いわてアートサポートセンター風のスタジオ
 
ボーイズドレッシング公演#07
「うみをおりれば」
作・演出:ベロ・シモンズ
 
 
チラシ画像

 
舞台写真
boisdressing.jimdofree.com
 
照明図面

 
 
【メモ】
・きっかけ数:116
・チラシが赤を基調としているからこそ赤はここぞという時以外は使うのを避けたかった
・裏テーマ「劇団ちりぢりでの明かりとは真逆の路線」
・つまりはアハ体験
・電球の効果は偉大だね
・カーテン越しに見える景色が客席からどう見えるかは正直ドキドキだった
・ほんのり最初からスモークあってもよかったかも(工藤さん談)
 (今回は停電前からシェードランプ下がるところまで使った)
・前からベタ取りのCLだけじゃなくGOBO入りのSFとか使ってエリア分けるのもアリだった(工藤さん談②)
・やっぱソースフォー自前で欲しくなってくるよなあ、可能であれば36度か50度
・L200のフィルターの良さを認識、汎用性高すぎるからしばらく使おうかしら
 
 
んーー、やればやるほどわかんなくなってる感じがありますねえ。
そこが奥深くて楽しいところではあるんだけれども。
 
7月以降は少しお休みしてじわじわ色々準備を進めていきます。
次はどんな感じになるのかなあ、楽しみだなあ。

片目でいっぱい視全日程終了しました(照明統括から見た今公演の振り返り)

もりげき八時の芝居小屋第175回公演
片目で立体視プロデュース
「片目でいっぱい視〜現もりげき王とゆく!短編演劇百鬼夜行〜」
 

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2/9(水)〜2/11(金)
盛岡劇場タウンホール
 
全日程終了しました。
ご来場いただいた皆様、盛岡劇場へ念を届けた皆様、ありがとうございました。
 
 
9団体が1回限りの上演を行った短編演劇祭でした。
私は照明統括で、9団体の照明に関する意見要望をまとめる係も務めました。
そんな私の目線から見た今回の公演の振り返りを綴ろうとおもいます。
  
 
ーーーーーーーーーーーーーーー ✂︎ キ リ ト リ セ ン ✂︎ ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
【2/9 君が笑ってくれNight】
 
上演①「傘泥棒の挑戦をみんなで見届けよう!のコーナー」
作・演出 藤原瑞基(劇団ちりぢり)
 
もりげき王2021で上演予定でした。
脚本は手元に(今回は初めて)ありましたが敢えて見ずに本番をむかえました。
ブレないなあ、イっちゃってるなあ、けど展開はとても緻密だなあと再確認。
今回の演目含めて、藤原瑞基のこれまでの短編の戯曲集を
次回以降のちりぢりの公演で販売してみたらアリなのでは…?
明かりは変化なしだったので特筆することはありません。
 
 
上演②「サービスセット識別子」
作・演出 趣端佑緯
 
もりげき王2021で上演予定の作品ではなく新作を引っ提げての参戦。
おもはさんはシャイなのかわかりませんが、謎がとても多かったです。
自分は代理の方としかやりとりしてないので正体は全くわかりません。
照明自体は他の方がやっていたので特筆することはないんですが
芝居の中身は、2019年の9月に久々に東京へボイドレの東京公演を
観に行った時の下北沢の空気感みたいなのを何故か感じました。
万華鏡みたいなキラキラした映像の中での電話のシーンが印象的でした。
 
 
上演③「シャット・シャッター」
作・演出 榊原明徳(現代時報
 
こちら明かりを考えて操作しました。
古見てじっくりコトコト煮込んで追加で12台機材を仕込みました。
(絶対もりげき王ではやれないことを今回敢えて詰め込んだのは内緒だよ)
作者は世界平和と小学生理科がテーマとかなんとか言っていたけど
捻くれているくせに真っ直ぐな、そんなヤツだなあ、と改めて感じました。
再演、あると思うのでその際は見届けていただけたら嬉しいです。
なのでここではあまり多くを語らずに。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーー ✂︎ キ リ ト リ セ ン ✂︎ ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
【2/10 最後まで目が離せNight】
 
上演①「傾」
作・演出 小笠原史弓(劇団かっぱ)
 
もりげき王2021で上演予定でした。
こちら照明操作および一部照明プランを担当しました。
急遽当日の明かりを操作することになって、稽古を一回見た時にピンと来るものがあって
「ちょっと自分の方で明かりのプラン改めて考えていい?」みたいなことを話しました。
OBだからとかそういう驕りではなく、参加者の一人としてどうすれば
この芝居の空気感とか質感を客席へ伝えることができるのかなあ、と練りました。
個人的にしゅうちゃんは脚本を書く印象がなく意外性しかなかったので
それでもこの作品に対する熱と愛と真っ直ぐな視線は確かにあって
こういう熱量を持った人ともっと一緒に芝居を作っていきたいなあ、と強く思いました。
3人の役者の佇まいが素敵で刺激になりました。
 
 
上演②「例えばの逃避路」
作・演出 藤原五月(スワンボート)
 
明かりについてはノータッチだったので調光卓の横でずーっと眺めてました。
コンビニを舞台とした女性3人芝居。
台詞のキレは健在でありつつ、今回は切なさが勝っていたような気がします。
(既婚の方に想いを抱くのはとてもハードなことだから胸が痛かったのは内緒だよ)
回想シーンでのパネルの横からの明かりを当てることによってできる影が
現実と非現実の差別化を効果的に表現できていたなあ、とおもいます。
木曜の本番後に寄ったセブンイレブンでホットの爽健美茶を買って
家帰ってから飲んで「さ、明日も頑張るぞ」と意気込んだのでした。
 
 
上演③「U太」
作・演出 村田青葉(演劇ユニットせのび)
 
プロジェクターに映し出されるU太の台詞を画面上で発しました。
(観たかたはこの意味がわかると思いますが敢えてこの表現とさせてください)
来週再来週と自劇団での公演が控えているのにも関わらず新作短編を引っ提げてくるって
本人にも何回か言っていますが「頭狂ってる」としか言いようがありません。
本編は、舞台上にはいない「U太」という人物を軸に進んでいきます。
個人的に、実験的と言いつつもドキュメンタリー要素があって
過去にフォーカスをあてることによって走馬灯の一部を死ぬ直前でもないのに見ているような
そんな感じの体験ができたような気がします。あくまでも気がするだけですけどね。
来週は4人バージョンが上演予定とのことでしたが、果たしてどうなることやら…?
私は時間の都合上観れないのですが、無事に上演できることを祈っています。
 
 
ーーーーーーーーーーーーーーー ✂︎ キ リ ト リ セ ン ✂︎ ーーーーーーーーーーーーーーー
 
 
【2/11 僕らは皆ままならNight】

上演①「four-leaf clover」
作・演出 緑川蘭子(#ぬいぐるみじゃありません家族です)
 
照明プランおよび操作をしました。
12月に劇団ちりぢりで上演していてその際も私がプラン立てていたので
一番最初に諸々決まってスムーズに進みました。
舞台で実際に出してみて色味とかも吟味して決めました。
プーやんが車に乗れるのがとても意外ではありましたが(笑)
上演中はほっこりした気分になりました。
 
あ、プーやんの食卓という名前でインスタグラムもやっているので
もしよろしければこちらもチェックしてもらえると嬉しいです。
仕事の休憩時間とかに見ているのですがとても癒されます…。
 
https://www.instagram.com/pooh_0502_mogumogu/
 
 
上演②「くつ紐につられて」
作・演出 角舘信哉(ライナー・ノーツ)
 
照明のプランを少しだけ担当しました。
当日のオペは劇団ちりぢりの盛ゆうじくん。アツいオトコです。
本番もしっかり舞台を観て明かりを操っていました。
ライナー・ノーツの3人が同じ舞台に立っているのは初めて見たかも。
(それこそちゃねるの卒業公演鰤じゃないかなあ、自分が客席で見たのは)
この作品は配役がはまってました。先輩後輩の関係性とかバッチリ。
何となく再演しそうな気配がするので、楽しみにしておこうと思います。笑
 
 
上演③ 第0回定刻演劇発表会「チケット」
作・演出 高村明彦(定刻)
 
こちら、照明プランおよび操作をしました。
セレモニーから始まり閉会の歌で終わる構成。
初めてチラシのデータを見たときに「もうこれずるいやん」と思ったのは内緒の話。
個人的に好きな役者さんの千葉さんと志穂さんが!!!!一緒の舞台に!!!!!!
その舞台に自分が明かりを照らすのか…と、ワクワクが止まりませんでした。
もうまばゆくて尊い時間でした…。
明かりはもう高村さんが演出してきたものとはテイストを変更して比較的派手目に
作りましたが舞台上の皆様がキラキラしていたらとても嬉しいです。
 
 
個々の演目についてはこのくらいにして。
 

ーーーーーーーーーーーーーーー ✂︎ キ リ ト リ セ ン ✂︎ ーーーーーーーーーーーーーーー

 
個人的には一回以上何かしらやっている明徳とか藤原さんだけではなく
作・演出でははじめましての方たちの明かり諸々を考えることができてとても刺激的でした。
特に、劇団かっぱについては、アラサーの、なんかデカくて声高くてクネクネヘラヘラしてる男
(一応OB)が突然乱入してきてビビったと思います、ええ、本当に。
 
 
シンプルに、楽しかったです。
まだ本当に終わったとは言えませんが、あと2週間弱、何事もないことを祈ります。
 
 
最後に片目でいっぱい視プロデューサーの嵯峨さんとの話を綴って終わりにします。
 
 
11日の上演前、休憩時間中にかなり久々に嵯峨さんと話しました。
「そういえば、嵯峨さん主体でなんかやるの、もりげき王2013で上演した「線香花火をもう一度」ぶりだから…約9年ぶり???」
 
嵯峨さんはかつて自分が在籍していた劇団かっぱの1年先輩で
自分はというと先輩から見てもあまり可愛くなく、後輩からは怖がられるような
壁というかソーシャルディスタンスをとる人間でした。
 
現に当時は年齢が近い先輩後輩に対して何かしらのコンプレックスを抱えながら芝居をやってた人間なので
自分自身で生きづらい方向を選択していたのだなあ、と10年経って痛感します。
 
 
「平戸くんって孤高なイメージだったから、今まで声かけていいのかどうかわかんなかった」
 
 
という話を嵯峨さんから受けて、ああ、同年代の人たちからそう見られて当然だなあ
と思ったけれども、それ以上に
同年代の方とこうやってやれるようになって、嬉しいなあ、と、そう思いました。
 
やっとやれるように感じたのがここ3年くらいの話で
色々不義理とかもしてきたとおもうんですが
間違いなく、昔の自分よりは色々と落ち着いてきたのかなあ。
 
なんてね。
 
 
 
ええと、何の話でしたっけ。
ただ一つ言えることは、これからも精進します。
関係者各位、お世話になりました。
 
 
  
次は3週間後、劇団モリオカ市民「新版 わたしのじゃじゃ麺」です。
チラシはこちら。
 

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久々に役者で出ます。メインホールは初めてです。
あと、メインで出演する 1部の照明プランも担当します。
昨日の稽古で演出のくらもちさんに「ゆるキャラみたい」と言われましたがわたしは生きています。
 
 
諸々気をつけて、上演に漕ぎ着けますように。
 
 
 
 
2021.02.13
 

2021年現場まとめ

※仕込みのみ・バラシのみは除く
 
1月

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もりげき八時の芝居小屋第171回公演「ひとはた」
不来方・盛岡南高校上演分図面作成手伝い
 
 
2月
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劇団ちりぢり第5回公演
「桃騒動」 作・演出:藤原瑞基
@照明プラン・操作
 
 
3月
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劇団モリオカ市民公演プレ企画戯曲リーディング
「新版・わたしのじゃじゃ麺
脚本:くらもちひろゆき、遠藤雄史、高村明彦
総合演出:くらもちひろゆき
演出:高村明彦
@照明操作
 
 
5月
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現代時報第22回公演Produce
「カラフル」 作・演出:榊原明徳
@照明
 
 
9月
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TEAM HACCH旗揚げ公演(公演延期)
「自転者、後転エスケープ」 作・演出:みそら
@照明
 
 
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もりげき王2021(公演中止)
@照明統括
 
 
www.youtube.com
「すごろく草子」 作:佐藤さん 演出:かるろす☆ろどりげす
@照明操作
 
 
10月
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架空の劇団結成二十周年記念第24回公演
「月の下から逃げるとき 月の下へ向かうとき」 作:髙橋拓・くらもちひろゆき 演出:くらもちひろゆき
@照明プラン、ほぼ操作、一部出演(クマ)
 
 
11月
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ボーイズドレッシング#06
「後だしの愛だし」 作・演出:ベロ・シモンズ
@照明プラン、持込機材操作
 
照明図面はこちらから
hrt-ls.hatenablog.com
 
 
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イーハトーブ心象スケッチコンサート
@照明操作
 
 
12月
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劇団ちりぢり第6回公演
「ああ青春のサイケデリック・ヘイテン・セール」 作・演出:藤原瑞基
25日限定「クリスマスのあかり」 作・演出:緑川蘭子
26日限定「four-leaf clover」 作・演出:緑川蘭子
@照明プラン・操作

ボーイズドレッシング#06「後だしの愛だし」照明図面

2021年11月20日〜23日
盛岡劇場タウンホール

ボーイズドレッシング公演#06
「後だしの愛だし」
作・演出 ベロ・シモンズ


チラシ画像


 
 
舞台写真
boisdressing.jimdofree.com
  
 
照明図面


 
 

難産でした。(決して上演時間が長いわけではなく、単純に図面書くのが遅かっただけ)
美術のふみさんも映像のつっちーさんも「むずかった!!!」とあったけど、明かりもなんだかんだで図面できたの仕込みの二日前だったなあ。
(ぎりぎりまで粘るのは良くも悪くも自分の癖だなあ、って痛感)
 
 
【大まかな明かりの組み立てと今後の願望とかつまりはごった煮】
・ラブストーリーとエモの共存
→色は使うけれども目立つような原色系の色は避けたい

欅坂46のPV(世界には愛しかないと二人セゾン)のあの光の入り具合はエモに分類される。公演期間中それぞれ30回は観た

・役者や美術が魅力的に映るには、キモとなるところでは陰影を普段より多めに、やりすぎなくらい顔見えなくてもOK
→だけど派手な、空気ぶち壊しの照明は嫌だった。パーライトで後ろから白い光が何発も出てる、とか

・顔を当てる用の明かり今回準備せずにスポットを照らして角度の変化で複数の表情が見えるようにしたかった

・引き算多め、足し算は実はそこまでない(スポット以外)

・部屋は光もあれど、影の部分を印象的に見せたい
→晴多の部屋はアーティステックになりすぎず、違和感ない程度にギリギリを攻めた

・夜の明かりメインで季節の空気を感じ取れたのだろうか
→昼間の明かりについて疎かったような気がする、もっと日光に当たってアウトな方面へのベクトルを

・Tokyo Blue(#071)は昔ポリカラーの名残り。超濃いめの青

・LEEの#086はポリカラーより赤紫みがある

・Oklahoma Yellow(#767)がすっごく気になる。

・黄色をちゃんと扱えるようになりたい

 
自団体でやれるってことは、実験的なこともやれるのもあって、とても刺激になりますね。
ボイドレの次回公演は多分派手になると思います。点滅ばっちこい。
 

                          • -

 
10月架空11月ボイドレと丁寧にじっくりコトコト作った感じがあって
12月のちりぢりがどうなるか予測不能だし
そっちは岡本太郎ばりにうぉりゃあああああって爆発させようと思います。
ちりぢりはそれが許されるところなのでね。ふふふ。
(もし違っていてもおれはそうやって明かりを考えますね。笑)

架空の劇団復活二十周年記念第24回公演「月の下から逃げるとき 月の下へ向かうとき」は来週金曜からです

来週金曜、15日から架空の劇団の公演があります。
岩手県盛岡市を拠点に活動している、実在する劇団です)

架空の劇団、復活二十周年記念ということもあり、歴史の重みを噛み締めつつ、準備を進めています。
私は今回、照明のあれこれを考えています。操作もします。
劇場入り1週間を切りましたが、ベースはあまり変えずに細かいところをギリギリまで詰めている作業の途中です。
これはいつも通りのことではあるんですが、ね。

この芝居は、二人の座付きの劇作家、髙橋拓さんとくらもちひろゆきさんの共作です。
今まであったのかと思っていたのですが、意外にもなかったんですねえ。

拓さんのパートでは動物がたくさん出ます。
くらもちさんのパートでは、スーパーのバックヤードが舞台です。
この二つのパートがどう絡み合うのか、見届けていただけたら幸いです。
自分より同年代以下の方に観てもらえたら嬉しいなあ。


架空の劇団のfacebookを見ると、キャストの紹介は拓さんの描いたイラストがついてました。
なんかほっこりしたので、リンク貼っておくのでこちらも併せてご覧くださいませ。

www.facebook.com



最後に公演概要です。
 
架空の劇団復活二十周年記念第24回公演
「月の下から逃げるとき 月の下へ向かうとき」
作:髙橋拓、くらもちひろゆき 演出:くらもちひろゆき
 
 
【日時】
2021年10月
15日(金)  18:30開場 19:00開演
16日(土)  13:30開場 14:00開演 / 18:30開場 19:00開演
17日(日)  10:30開場 11:00開演

※公演時間は100分前後を予定しております
 
 
【会場】
盛岡劇場タウンホール
 
 
【チケット料金】
一般 前売 1800円 当日2300円
大学生以下 1000円(前売・当日)
高校生以下 500円(前売・当日)
ペア割引 前売 3000円

予約フォーム
www.quartet-online.net


※今回の公演はコロナウイルス感染拡大防止の観点から、当日は定員に空きのある場合のみに発売します。
※チケットは日時指定での受付となります。
※各回50席、定員50%とします。
 
 
【キャスト】
佐藤浄
おおしだまご
福地智愛子(オンシアター自在社)
芦澤志帆子(劇団ゼミナール)
阿部菜摘(トラブルカフェシアター)
佐々木俊介(もりおかアクションクラブ)
本田瑶子(劇団ちりぢり)
松坂百合子(もりおかアクションクラブ)
メグミ(中村家)
 
 
【スタッフ】
舞台美術 平川重寅(pmi)
音響 村山惠美(よしこ)
照明 平戸謙好(ボーイズドレッシング)
衣裳 メグミ(中村家)
小道具 廣野岳
宣伝美術 増坂タカヒロ
制作 溝江純、髙橋宏臣
サポート 須貝綾子、吉清水紋子、前田朋美、伊藤タエ子、佐倉祥子、矢澤志津香、塚本千鈴(岩手大学劇団かっぱ)


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劇場でお待ちしております。

今度の土日は現代時報第22回Produce「カラフル」

記録用で始めたブログですが、自分が関わっている公演のお知らせもしないとね、ということで。

今度の土日に本番で、私が照明スタッフで関わっている公演のお知らせです。

偶然かもしれませんが、記憶と記録に関する内容もこの芝居の中に含まれています。

以下、公演概要です。


ー君の描く涙は、とても色鮮やかだねー

第50回記念 盛岡市芸術祭 舞台部門
現代時報第22回公演Produce
「カラフル」 作・演出 榊原明徳

 

【日時】
2021年
5月15日(土) ①14:00 / ②18:00
5月16日(日) ③11:00 / ④15:00

 

【場所】
盛岡劇場タウンホール

 

【チケット】
一般前売 1000円
一般当日 1200円
大学生・専門学生 800円
高校生以下 500円

※日時指定、全席自由、各ステージ50席限定

(予約方法等は下のチラシ画像をご参照ください)

 

【キャスト】

新沼温斗(劇団かっぱ・演劇ユニットせのび)

畠山凌

才川ゐず季

小山内綾音(劇団かっぱ)

河村睦(劇団ゼミナール)

高村明彦


【スタッフ】

作・演出 榊原明徳

舞台監督 三谷仁人

照明 金子留美、平戸謙好(ボーイズドレッシング)

音響 佐々木桃香(劇団ちゃねる)

衣装 菊地保乃伽

小道具 在家民都

宣伝美術 浅沼日花里

制作 現代時報

プロデューサー・総合演出 高村明彦

 

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パステルで繊細な雰囲気のチラシビジュアルです。

芝居の中身も主に対話劇で、派手さはないですが、SF要素があります。

今回の芝居を作っている人たちは半数以上が自分より年下の若手の子達なので、フレッシュさも残しつつ、大人たちもヨイショーーーと支えています。(俺まだ若手って名乗っていいよね???)

 

そんなこんなで、粛々と準備を進めています。今日の夜は通し稽古。

当日は受付に立つ予定です。ご来場お待ちしております。

2020年ヒラト的総括

どこか変な緊張感と隣り合わせで過ごした1年でした。
だからそれを隠すために余計にヘラヘラしていたような気がします。


2020年の関わった芝居について、下記にまとめました。
hrt-ls.hatenablog.com

仕込み・バラシだけのやつを除いて8本。情報公開されてたけど延期になった公演が1本。
関係者の皆様。劇場などへ足を運んで観にいらしゃった皆様、ありがとうございました。


今年こんなに関わることになるとは思ってもみませんでした。
架空の劇団の公演以降、今までよりも細い吊り橋を渡るような、いつ傾いてもおかしくない状況でした。
各団体での上演に対する熱意だったり手法を間近で見て、自劇団の本公演を11月末に上演し、無事に終演しました。
全日程終了してから2週間は本当にドキドキしながら過ごしていました。


INDEPENDENT in 盛岡が全日程終了し、現在経過観察中ではありますが、じぶんは実家に帰らずに盛岡のアパートで一人ひっそりと生きています。
いまのところは大寒波にのまれそうで「さみぃ」しか言ってませんが身体は元気です。


来年、どんな芝居に関わることになるんだろう。楽しみ。
照明家と自称してもいいんでしょうか。
それはともかく、ジャンル問わず、いろんなものに挑戦していきたいですね。
来年度以降も何卒よろしくお願いします。
そしてご依頼お待ちしております。笑


次の現場は2月、劇団ちりぢり「桃騒動」です。

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チラシの色味が相当えぐいですね。初めて見た時バルスされた後のムスカになりました。
(音響はそんなムスカに激似なUFOさん。かっぱ時代の一つ上の先輩です)
ちりぢりは初参加。主宰の藤原さんは「肴町右往左往物語」ぶり2年連続2度目です。
年明けから早速稽古始まるらしいです。やったります。



ーーーーーーー以下芝居とは全く関係ない話ーーーーーーー



芝居やれないことも考えて、一人でなんかやれること、なんかないかなあ、って考えた結果


「そうだ、東北の道の駅巡りをしよう」


という結論に至りました。

もちろん感染予防のためにマスクはしっかりして、スタンプを押して場合に応じて記念きっぷを購入した後はすぐ自分の車に戻る、ということを守って行いました。あと消毒もしっかりとね。
一人で楽しむ分にはいいんじゃない?みたいな。GoToを先取りしてたんですかね。


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ちなみに東北の道の駅は2020年現在、165駅認定されています。
これを全部回るという計画です。
基本的に北東北は全て日帰りか地元の実家拠点にして1日で巡れるように計画しました。
流石に山形と福島はそれぞれ1日宿泊しましたね。


記念すべき最初の道の駅は、家から最も近い、岩手県八幡平市にある「にしね」から。
今年は例年よりも2ヶ月弱遅い6月19日からスタート。

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天気がいい日が多かったけど山形福島巡った時は雨が酷かったなあ。
順調にスタンプ帳にスタンプを押してはニヤニヤするのを繰り返して、8月29日、無事に全ての道の駅を巡り、後日認定証と全駅制覇ステッカーが届きました。
(平日は仕事して休日に巡ってたのでこんなもんです)


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これがそのステッカー。
事故らずに、ポリスに捕まらずに巡れたからよかった。達成感半端なかったです。
(けど10月に別件で40km弱のスピード超過で一発免停赤切符切られ、その翌週に社用車の後ろのバンパー部分を凹ませてしまったからダメですね)


そんな芝居と道の駅巡りで1年があっという間に過ぎて行きました。
目下の目標は北海道or北陸の道の駅を30歳になる前に制覇することです。
(一人で行動するのが好きすぎて早く今までの生活に戻らないかな)


皆様良いお年を〜〜〜!!!!